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農業共済新聞

通年の出荷へ技術向上目指す【ネットワーク東海7月2週号】

2021-07-06

 「栽培した農作物の美しさと味に魅了され、農業に引き込まれていきました」と話すのは、桑名市の長島インターファーム代表・岩谷聡(はじめ)さん(43)。同ファームを2019年に設立し、ビニールハウス20㌃でコマツナやリーフレタス、ミズナなどの水耕栽培に取り組み、地元スーパーに出荷している。


↑アブラナ科の葉菜類6種を栽培する聡さん

 「幼い頃から生き物が好きだった」と話す聡さん。農業を志したきっかけは、母から言われた「同じ生き物を扱う農業をやってみたら」という言葉だった。その後、農業で独立するという目標を掲げ、実現した。
水耕栽培はビニールハウスの中で行うため、天候に左右されにくく、土耕栽培に比べて作物の成長が早い。そのため、年間を通じて何回も栽培に取り組むことができる。農薬の使用が最小限で済むほか、栽培ベッドが腰の高さまであるので、かがまずに作業ができることも魅力だ。

 就農当初は、出荷先で自分の野菜が山のように売れ残った光景を目の当たりにし、がくぜんとしたこともあったという。現在は直売所販売などの売上が安定し、学校給食への供給が始まるなど販売力の強化と販路の拡大に力を注ぐ。

 「今後は365日出荷できることを目標に、もっと技術を磨いていきたい」と意欲的に話す。

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