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農業共済新聞

農業のイメージチェンジを【ネットワーク東海6月4週号】

2021-06-22

 明和町で『iBroom』を営む濱口仁(ひと)志(し)さん(40)。キュウリ40㌃をメインにメロン10㌃とトウモロコシ20㌃を栽培している。

 
 農家以前は、料理人として働いていた。そこでシェフが薦めたダイコンに感動し、調理の腕を磨いても素材には敵わないと思い就農を志した。

 最初は1㌃の貸農園から始めたが、人との縁もあり、使われていないハウスを譲り受け規模を拡大していった。

 親族に農家がおらず、農業に触れていないため、「”農家の常識”は私には通じない」との考えで行動している。その一つが販売の仕方だ。一般的にキュウリは、とげや花を除いて販売される。しかし、鮮度を保つために袋詰めにせず、とげや花が付いた状態で販売できないか模索していたところ、地元スーパーの賛同を得て、収穫したそのままの状態で販売できるようになった。

 反響はすぐにあり「野菜嫌いな子供でも食べられる。濱口さんのキュウリはないのか」と問い合わせが来るほどの評判を得られたという。


↑自慢のキュウリを手に濱口さん

 「農業のイメージとして”キツイ、汚い、危険”の3Kがあるが、それを払拭して”奇麗、稼げる、カッコいい”という新しい3Kを目指している。この3Kが達成できれば、農業に憧れを持つ若い後継者も増えてくるはず」と話す。

 「ほかの野菜もやってみたいが、今は需要量に応えられるようキュウリの規模拡大を目指している。空きハウスを絶賛募集中」と濱口さん。自分のことを「ラッキーボーイであり、人との縁やつながりに助けられた」と話している。

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