NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

農業共済新聞

かぶせ茶の魅力を広げたい【ネットワーク東海11月4週号】

2020-11-24

 「水沢のかぶせ茶を味わってください」と話すのは、四日市市水沢町でかぶせ茶を約10㌶栽培する「有限会社マルシゲ清水製茶」の清水加奈さん(41)。家業を手伝いながら、古民家を活用した「かぶせ茶カフェ」を経営して10年目を迎える。


↑「自慢のかぶせ茶を飲みに来てください」と加奈さん

 かぶせ茶は収穫前の新芽を黒いネットで14日間ほど覆う。遮光することで光合成が抑えられ、渋味を抑えた甘味のある茶になる。

 東京の大学へ通っていた加奈さんは、他県出身者と交流するうちに、かぶせ茶の知名度が低いことを知った。「かぶせ茶の魅力を広げたい」と、三重県のマーケティングゼミに参加し、カフェの経営に興味を持った。

 カフェではかぶせ茶を味わえるほか、冬は「かぶせ茶ラテ」「ほうじ茶ラテ」「和紅茶ラテ」など季節限定メニューを楽しめる。また、かぶせ茶を入れる体験もできる。

 「急須でお茶を入れる文化を子供たちにも伝えたい」と、子供向けのお茶膳も用意され、週末には多くの親子が訪れる。近くには「水沢もみじ谷」があり、紅葉狩りの後に立ち寄る人も多い。

 加奈さんは「これからも多くの方に、カフェへ来てもらいたい。店に行くというより、お茶農家に遊びにきてほしい」と笑顔で話す。

ページトップ