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農業共済新聞

家族経営でイチゴを担当【ネットワーク東海4月4週号】

2020-05-08

伊賀市の南出(みなみで)和美(かずみ)さん(57)、千晶(ちあき)さん(22)親子は家族で農業を営む。

収穫にいそしむ和美さん㊧と三女の千明さん。



父・紀光(としみつ)さん(63)は米や麦など、和美さんと千晶さんはイチゴを中心に栽培し、「南出ファミリーファーム」としてJAいがふるさとの直売所「ひぞっこ」に出荷している。品目や作業を分担し、和美さんは「パートさんも家族同然です。通年で働けるように多品目を育てています」と話す。

兼業農家だった紀光さんは、40代で専業に転身した。和美さんは「不安はありましたが、何でも挑戦して自分に合う農業を模索する姿勢に感心します」と話す。
そんな父を見て育った千晶さんも若くして就農。「他人の目を気にせず自分らしく働けるのが農業でした。栽培する作物や施肥など、全てを自分で思案できるのは楽しい」と話し、「父とは意見が合わないこともありますが、何でも応援してくれます」と笑顔だ。

昨年、若手農業者が大阪で出張直売を行うイベントに参加した時、2人には印象的な出会いがあった。購入者の一人がイチゴを気に入り、連絡先を自力で調べて電話をくれたという。交流は現在も続いており、2人が大阪まで配達をした際は「知人にも配るから」と20パックも購入した。和美さんは「農業をしていて良かったと思った瞬間です」と話す。

消費者との交流は大切な時間だという和美さん。千晶さんも「いつか農家カフェを営みたい」と話す。「自家製の作物で料理を作り、農業を感じてほしいです」と2人は顔を見合わせる。

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