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農業共済新聞

入れ方講座や菓子工房 喫茶にスイーツでもPR【ネットワーク東海12月2週号】

2019-12-11

 「かぶせ茶をより多くの方に味わっていただきたい」と話すのは、四日市市水沢町の堤ちはるさん(40)明治時代から続く茶農家「まる万製茶」の5代目だ。 製茶技術を守り続け、約4.6㌶の管理から製茶まで手掛けている。

イベントに出店する堤さん



 水沢町のかぶせ茶は、わらや寒冷紗などで14日間茶園を覆い、日光を遮って新芽を育てる。煎茶の爽やかさと玉露のうま味を併せ持つ味わいが特徴だ。

 堤さんは「四日市茶農家女子会」の一員として活動し、試飲や「かぶせ茶のおいしい入れ方&料理体験講座」を実施するなど、PRに力を入れる。

 飲むだけではなく、形を変えて多くの方に味わっていただきたいという思いから、菓子工房「万次郎」を2012年に立ち上げた。

 「万次郎ぷりん」を考案し、自社農園の一番茶をふんだんに使用している。かぶせ茶の柔らかい茶葉を生かし、プリンに入れているため、濃厚なお茶の風味と葉の食感を楽しめる。

万次郎ぷりんは寒天、プリン、茶葉入りプリンの3層で作られている


 プリンのほか、ガトーショコラなど茶味スイーツが豊富。マルシェなどのイベントに出店している。リピーターも多く、行列ができるほどだ。

 また、水沢町にある「かぶせ茶カフェ(マルシゲ清水製茶)」や首都圏のアンテナショップにも出荷している。堤さんは「今後はインターネット販売を行い、もっとかぶせ茶のおいしさを広めたい」と話す。

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