NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

農業共済新聞

人気店とのコラボの菓子やパンを販売 【ネットワーク東海11月4週号】

2019-11-28

TomiBerryいちご農園では、大粒で酸味が少ない「かおり野」や「紅ほっぺ」、「章姫」などのほか、新品種の「よつぼし」、高級菓子用で生産量が少ない「レッドパール」など約11品種をビニールハウス64㌃で栽培している。

かおり野」は芳醇な香りが特徴


冨田さんは三重県農業大学校で学んだ後、伊賀市内のイチゴ農家で研修を受け、2015年に就農した。「イチゴは、安定した単収が見込まれることと、人を笑顔にする要素が多いことが魅力」と話す。

イベントでも活躍する販売者の前で富田さん。「おいしいイチゴで笑顔を増やすことが目標」と話す 


リスクに備えて収入保険へ加入

TomiBerryいちご農園には、年間約4千~5千人が訪れ、イチゴ狩りを楽しむ。
経営は順調だが、「栽培には苦労も多い」と話す冨田さん。伊賀地域の冬は寒さが厳しく、収穫量が少なくなることや、株全体の矮化や枯死を引き起こす萎黄病に悩まされるという。そのため、収入保険に加入することでリスクに備えている。

いちごの管理作業に汗を流す富田さん。「収穫が始まる瞬間が一番うれしい」という


 大福の手包みやパフェ作り体験も

今年で4回目となる「いちご一笑市」は、丹精込めて育てたイチゴを通じて、生産者と直接交流ができる場だ。新鮮なイチゴの直売のほか、地域にある人気の和菓子店やパン工房などとのコラボ商品を限定販売。イチゴを使ったスイーツやジェラート、パン、和菓子などを提供する。さらに、いちご大福の手包みや、ストロベリータワーパフェ作りといった体験イベントも開く。
需要に応えられる質と量の確保を目指しているという冨田さん。「何より、おいしいイチゴをたくさん作って、笑顔を増やすことが一番の目標」と話す。

ページトップ