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農業共済新聞

新事業に情熱 収入保険で備え【ネットワーク東海9月4週号】

2019-09-26

バナナを栽培するハウスで七郎さん


 津市白山町で有限会社イケダグリーンの代表としてゴルフ場などの造園を行っていた池田(いけだ)七郎(しちろう)さん(82)は、造園業で培った技術を生かし、農地を活用しようと20年ほど前に農業部門を設立した。
 長男で代表取締役の朋史(ともふみ)さん(52)に造園業を任せ、現在は水稲約32㌶を栽培している。

 「若い人のためにさまざまな作物栽培の可能性を探りたい」と、新しくユニークな取り組みを行う七郎さん。昨年、三重県で初めて米の農業生産工程管理「ASIA(アジア)GAP」を取得した。人口減少と食生活の変化で米の消費量が落ち込む中、GAPによる品質を売りに販路の拡大を図ろうとするもので、首都圏や海外での販路拡大も目指す。
 来年開催される東京オリンピックを機にGAPが広く認識されることを期待しているという。

 また、以前から栽培しているイチゴに加え、パパイアやバナナ、パッションフルーツ、エゴマなども栽培している。熱帯地方で多く栽培されるパパイアは、国内でも露地栽培が可能。生育が非常に早く、春に植えた苗は2㍍ほどに育つ。
 晩秋には1本の木に1・5㌔ほどの実が十数個ほど実り、ほぼ売り切れてしまうという。

 米は小さなパッケージで包装、イチゴはジャムに加工、エゴマは搾油をして商品化し販売している。

 新たな事業に果敢に取組むため、収入保険に加入し様々なリスクに備え経営の安定を図っている。

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