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農業共済新聞

農薬控えて 安全・安心を【ネットワーク東海8月2週号】

2019-08-26

モロヘイヤの枝先を一本一本摘み取る小泉さん


 松阪市八重田(やえだ)町の小泉(こいずみ)寛(ひろ)美(み)さん(70)は、健康野菜として注目されるモロヘイヤをハウス780㎡と露地200㎡で栽培している。

 この地域では古くから養蚕業が盛んで、桑畑が広がっていたが、時代と共に衰退。代替作物としてJA松阪から勧められ、モロヘイヤ栽培に転換した。JAはモロヘイヤを松阪市の特産品に育てようと、1992年から取り組み、現在では生産面積が県下一。出荷量は23・3㌧で、県内の8割を占める。

 「モロヘイヤと梅干を刻んだ混ぜご飯は、食欲の無い時でも食が進むんです」と話す小泉さん。モロヘイヤはエジプト原産とされ、「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価の高い緑黄色野菜。葉にはムチンという成分が含まれ、熱を加えると粘りが出るのが特徴だ。

 ハウス栽培は4月、露地栽培は5月に植え付け。共に1カ月ほどで収穫を始める。最盛期の7、8月には1日2回の収穫と出荷を繰り返す。小泉さんは「今年は天候不順に悩まされているが、農薬はできるだけ控えて安全・安心のモロヘイヤを作りたい」と話す。

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