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農業共済新聞

循環型農業の推進や担い手育成も【ネットワーク東海3月4週号】

2019-03-27

三重県が育成したイチゴ「かおり野」のハウスで南出さん


 「自分はおそらく、日本で早い時期に育児休暇を取得した父親だったと思いますよ」と笑顔で話すのは、南出紀光(としみつ)さん(61)。伊賀市川東で「山田錦」などの酒造好適米や飼料用米、麦を約40㌶で栽培する。

 42歳で会社を退職し、専業農家を志した。経済が発展していく一方で、農業の衰退を肌で感じた南出さん。規模拡大の時機と捉え、農業経営に本格的に取り組むことにした。

 現在は妻の和美さんをはじめ、育児に関わった娘3人と共に、ビニールハウスでイチゴ1200平方㍍とアスパラガス3千平方㍍の栽培も行う。娘3人は大切な農業のパートナーに成長した。

 さらに「伊賀地域畜産クラスター協議会」を設立。耕畜連携の核となり、循環型農業の推進に一役買う。こうした取り組みが評価され、2018年度の農事功績者として和美さんと共に表彰された。

 「これまで資金面などで苦労する部分もありましたが、農業は経営努力が報われる職業」と南出さん。新規就農者の育成にも力を注ぐ。

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