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農業共済新聞

先端技術で農業のトップランナーでありたい【ネットワーク東海2月4週号】

2018-02-28

「水田をみんなが集える場所にしたい」と話す辻さん



 思い立ったが吉日。辻武史さん(41)は、大学卒業後に愛知県の精密機械メーカーで航空宇宙製品のエンジニアをしていたが、 長年温めてきた米作りへの想いがついに弾け退職し、「つじ農園」を立ち上げた。大学院へ通いながら、先端技術を積極的に活用した水稲栽培技術を探っている。

 辻さんは、平成28年春に16年間勤めた会社を辞め、実家へ戻って専業で米作りを始めた。
「会社では欧米やアジア各国で販路開拓に奔走してきた。ものづくりが好きで入った会社で仲間にも恵まれ、仕事もすごく面白かった」と語る。

 米づくりは、農繁期に実家へ戻って手伝う程度であったが、実家の1㌶ほどの水田の行く末が心にひっかかった。悩んだ結果「兼業で中途半端にやるぐらいなら思い切って専業でやろう」と決心した。
 妻と二人娘が暮らす愛知県愛西市と津市を行ったり来たりしながら、家族サービスにも余念がない。

 
 米のブランド名は「たらふく」だ。「多くの人に美味しい米をたらふく食べてもらい、幸せを感じ取ってもらいたい」と熱意と愛着を込めて付けた名である。
現在の経営面積は、6㌶ほどであるが、地域の期待もあり、将来的には20㌶以上の作付けを目指している。

 米は、インターネットでも販売し、全国から注文を受けている。「会社で学んだ合理的な生産管理・品質管理、販路拡大のノウハウを経営に活かしたい」と意気込む。

ドローンによる水田調査の打ち合わせの様子



 三重大学生物資源学部の科目等履修生として植物栄養学と土壌学を学んだ後、現在は三重大学地域イノベーション学研究科博士課程で先端農業研究に取り組んでいる。先端技術の農業への応用にも関心が高く、ドローン(小型無人飛行機)開発会社や大学などと連携し、生育観察や土づくりの為のデータ化など農業分野への応用を探っている。

 ドバイなど海外へも出向き、堪能な英語で経営のヒントとなる情報の収集とマーケティングにも取り組んでいる。
 また、地域の支えなく農業を続けていくことは難しいとの思いから、地域が持つ価値を見直す機会が地域の活性化につながると千年村プロジェクトにも参加した。 千年村とは、複数の大学が中心となって千年以上にわたって続いてきた集落や地域の背景を探っているプロジェクトである。

 
「山田井郷(東睦合地区)の千年村認証を機に地域の人々との繋がりをよりいっそう大切にしたい。他業界のさまざまな手法を農業に活用し、事例を提示することで、水田をみんなが集える場所にしたい」と熱く語ってくれた。

▽ホームページhttp://www.tarafuku.org/

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