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農業共済新聞

農作業の疲れお茶風呂で解消【ネットワーク東海12月2週号】

2017-12-20

笑顔で話していただいた伊藤さん


いなべ市大安町のマル信緑香園が8年ほど前からリラックスグッズお茶の入浴料「お風呂に茶ポンッ!」を販売。ティーバッグに小分けされたお茶を、お風呂に入れると、お茶のいい香りと色が楽しめ、身体の疲れが取れリラックスできると好評を得ている。

 「お茶の香りで、身体と心の疲れを取ってもらいたい。」と話すのは、いなべ市大安町、緑香園の五代目伊藤典明さん(45)。鈴鹿山脈麓の石榑(いしぐれ)地区で約140年前より代々茶業を経営している。栽培面積二㌶、年間生葉二十四トンを生産。そのうちカテキンを多く含んだ二番茶の一部を利用して「お風呂に茶ポンッ!」を製造販売している。生葉を収穫して製茶後に、四日市市の業者にバッグ詰め作業を委託し、緑香園で袋に入れている。商品は自宅横の店舗をはじめ地元の直売所や市内数ヶ所のスーパーやインターネットで販売。

汗疹(あせも)にお茶を塗ると効果があると聞き、試したところ一時的ではあったが、汗疹(あせも)がひいたことがきっかけで、お茶の入浴料を考案。「開発時は、ティーバッグの大きさや生地を考え、パッケージに一番悩みました。」と話す。添加物や化学物が一切入っておらず、実際に飲める茶葉を使用し、カテキン成分が多い商品を作りたいと、半年以上の試行錯誤を重ねた。
「多くの方に毎日使っていただけるように、価格も考慮。商品の開発を通じて多くの人と出会ったことがやりがいに繋る。」と伊藤さん。

カテキン成分には、優れた殺菌作用があるといわれ、肌の健康を保ち、ニキビや肌荒れ、かさつきなどの改善効果も見込まれる。また、保温や保湿効果も期待できる。これらたくさんの効果が期待されるカテキンが多く含まれる商品を作りたかったという。
 入浴料を作るポイントは「7月に収穫する二番茶に日光をよく当てカテキンを増やし、粉にすることで、お茶の香りと色がお風呂に出やすい。」と伊藤さん。

 
「今後は、刈り捨てられることも多い二番茶を有効活用し、飲むだけではないお茶の健康利用価値を広めたい」と伊藤さんは話す。「お風呂に茶ポンッ!」は、その思いを形にできた商品。新しい健康商品としてリピーターが増えてきている。入浴料の他に飴やバームクーヘンなどお茶を食べる商品も人気がある。伊藤さんは「飲む・食う・入る」をテーマに、お茶のさらなる可能性にチャレンジし続けている。

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