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農業共済新聞

低価格と安全・安心を重視 【ネットワーク東海12月2週号】

2016-12-07

 伊勢市でバラの栽培(ガラス温室30㌃)を始めて28年目の大仲正人さん(48)は、新たにガラス温室(30㌃)で昨年10月からレタス栽培を始めた。

レタスの温室で大仲さん

 現在、バラは年間30万本をJAへ出荷し、レタスは毎日3千個を総合スーパー等へ出荷している。

 レタス栽培では従業員を24人雇用し、1日平均10人が種まきから収穫、出荷の作業にあたっている。

 播種後10日目くらいにコバエの発生を防ぐ薬剤を散布するのみで、その後は収穫まで一切薬剤は使用しない。消費者が安心して口に運べるものを栽培し、低価格で安心安全な食材作りを心掛けている。

 レタス栽培を始めた頃は作物の気持ちが分からず、生産量が多くなって売れ残るなど試行錯誤の毎日だった。今では作物が一番望む環境で秋冬の生育スピードがコントロールでき、収穫量も抑制できるまでになったと自信をのぞかせている。「将来はレタス1日3500個を生産、出荷したい」と大仲さんは話す。

 若者が希望をもって就農できる農業の礎をつくるため、農業高校などで講演を行っている。「神話の息づく伊勢の恵まれた豊かな土地、水、日照を取り入れた農業を、これからも継承していってもらえたら」と大仲さんは笑顔で話す。

温室内の様子

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