NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

農業共済新聞

機械化進め大規模経営 【ネットワーク東海11月2週号】

2016-11-09

 津市一志町の有限会社「土夢パワーファーム」では、環境に配慮した生産方式で、さまざまな農産物を生産している。

収穫作業をする中谷さん

 取締役社長の中谷秀央さん(60)は、JAで営農指導をしていた時に、後継者不足を痛感。自ら農業の道に進むことを決めた。2年間の研修期間を経て、1995年3月に土夢パワーファームを設立した。社名の土夢には、「土に夢を託す」という意味が込められている。

 現在の経営規模は、水稲60㌶、麦60㌶、大豆50㌶、キャベツ35㌶、ハクサイ10㌶、その他(ブロッコリー、ダイコン、バレイショ、タマネギ、キュウリ)10㌶となっている。苗作りから大規模に行っており、機械化できる作業は、積極的に機械化を行うことで省力化、低コスト化を実現している。また、手間をかけるべきところには、きちんと手間をかけるように心掛けているという。

 「異常気象が多くなってきたので、対応が難しいです。自然とうまく付き合っていく難しさを感じています」と中谷さんは話す。

キャベツ農地の様子。約50万玉のキャベツが栽培されている。

 キャベツ、ハクサイ、ブロッコリーについては、エコファーマーの認定を受けている。稲わらを肉牛農家の堆肥と交換し土作りを行うなど、環境にやさしい持続的な取り組みが評価されている。

 今後については自然体で規模の拡大に努めていく。「経済活動として成り立たせ、農業を続けていきたいです。1次産業がおろそかになれば、後継者も減っていくのではと思います。1次産業として成り立つ農業が目標です」と中谷さんは話す。

ページトップ