NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

農業共済新聞

消費者の声に応えながら 【ネットワーク東海9月4週号】

2016-09-28

 尾鷲市三木里町の「株式会社やきやまふぁーむ」(世古直美社長)では、地域に密着した野菜の移動販売を行っている。

移動販売の様子。日用生活品やパン、総菜類なども取りそろえている

 「やきやまふぁーむ」は2009年7月に障害者向けの就労支援を目的として立ち上げられ、同年12月には就労継続支援A型事業所に指定された。主にシイタケやトマトなどの野菜類を栽培している。高齢者が多く、交通の便が悪い地域に朝取りした新鮮な野菜を届けたいとの思いから、野菜の異動販売を5年前に始めた。

 販売する地域は尾鷲市の海岸部が中心で、毎週水曜日と木曜日の午前中。「安心、安全、誠実」をモットーに、同社で生産した野菜やシイタケに加え、地元の生産組織「三木里やさい塾」で作られた野菜も含まれている。販売場所で待つ利用者は「お店も少なく、週1回来てくれて助かっています。野菜も新鮮でおいしいです」と話す。最近では、要望に応え日用生活品やパン、総菜類なども取りそろえている。

直営販売所

 また、町内に直営の販売所も設置しており、毎月17日は「お客様感謝デー」とし、通常より安価で販売される野菜を目当てに、大勢の人が訪れている。

 商品開発部・営業担当の牧平道成さん(43)は「移動販売は2名で行っています。販売する野菜は障害者の方が作っており、自信のある良い商品を届けています。知名度も年々増し、売り上げも好調です。特に人気のあるトマトのために今年はハウスを1棟増設しました。今後については、もう少し大きい車で、商品も充実させて販売日を増やしていきたいです」と話す。

ページトップ