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農業共済新聞

管理のしやすさに着目 【ネットワーク東海8月1週号】

2016-08-03

 亀山市加太中在家、林邦夫さん(75)は7年前から自宅に隣接する作業小屋、ビニールハウスを利用し、キクラゲ栽培に取り組んでいる。

菌床を手にする林さん

 栽培を始めたきっかけは、ある研修でキクラゲの存在を知り、栽培管理がしやすく、寒暖差が大きい地域のため、栽培条件が良いことから始めたもの。

 キクラゲとは木に生えるクラゲのような食感の食材という意味で、こりこりとした食感で、栄養価が高く、血糖値を下げる効果もあという。中華料理用、つくだ煮、天ぷらとして食用され、伊勢志摩サミットでも食材の一つとして利用された。

 栽培方法は木材チップに栄養分を配合し、加圧形成した下地に菌を植える菌床栽培で、菌を植え、3ケ月ほど栽培すると長さが8㌢ほどになり出荷が可能となる。

 気をつけている点は、すぐに乾燥するため散水をこまめに行うことぐらいで、肥料や農薬の必要はなく、自然に栽培できる。

乾燥したキクラゲ

 出荷時期は生キクラゲは6月から8月頃だが、栽培したキクラゲをハウスで乾燥させると、一年中出荷することができる。

 林さんは「自分の作ったキクラゲが消費者に食感がよく、味がよいと言われていることに喜びを感じる。今後もキクラゲの効用をアピールしていきたい」と話す。

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