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農業共済新聞

茶園を再生 安定生産へ 【ネットワーク東海7月4週号】

2016-07-27

 「亀山kisekiの会」では、紅茶に適した品種「べにほまれ」を使った紅茶づくりに取り組んでいる。「濃厚色の水色と華やかな香りが特長で、紅茶好きの間でも評判となっています」と代表の伊達亀嘉(62)さんは話す。

手作業で茶を摘む伊達さん

 亀山市ではもともと、「べにほまれ」の栽培が盛んだったが、海外からの輸入品に押され徐々に衰退。最大約50㌶の面積を誇った茶園も、ほぼ消滅してしまった。

 しかし2012年に耕作放棄地となっていたべにほまれの茶園を発見。茶農家の有志5人で「亀山kisekiの会」を結成し、市や県、企業の協力を得て「亀山べにほまれ紅茶復活プロジェクト」としてべにほまれの復活に取り組んでいる。

 栽培・製茶方法も失われていたため、萎調の方法や発酵を止めるタイミングの見極めが難しく苦労も多い。試行錯誤を繰り返しながらも、15年に開催された第4回紅茶フェスティバルでは、準グランプリを獲得した。

紅茶に適した品種「べにほまれ」

 現在は、市内のNPO法人「ぽっかぽかの会」が、べにほまれ紅茶を販売している。

 今後について「亀山の紅茶を少しでも広めて、興味を持ってくれる人を増やしたいです。茶園を拡大して、本当にいい紅茶を、安定的に生産できるようにしたいです」と伊達さんは話す。

茶摘み体験の様子

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