NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

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農業共済新聞

先人の知恵と伝統守る 【ネットワーク東海6月4週号】

2016-06-29

 大台町の「熊内(くもち)ばっちゃんず」では、栽培した作物と、地域の素材を用いた手作りのお菓子や、生芋を使ったこんにゃくを製造・販売している。

熊内ばっちゃんずのメンバー

 熊内の婦人会として祭屋台にだんごを出していたが、地域の物産店からの出品依頼をきっかけに、現在のグループを結成し、活動が始まった。「伝統のお菓子を残したい、お茶請けに食べるお菓子を作りたい」という思いから、地元産の素材を使った、無農薬で保存料を使用しない商品を作ってきた。

 ソラマメ、ヨモギ、アズキは、高齢化により増えた休耕田を活用。自ら栽培した素材を用いる。

 力仕事や手間のかかる作業が多く、4人の女性でこなすのは体力が要るが、人との関わりや製品づくりの工夫を楽しみながら取り組んでいる。

ヨモギを使った朴の木だんご㊨と米っこだんご

 売れ筋商品の朴の木だんごは、地元で古くから親しまれてきたお菓子。ヨモギを丁寧に加工し、だんごの生地に練り込む。

 餡には、栽培したソラマメを用いる。一つ一つ手作業で皮をむくことで風味を損なうことなく、淡い白色の餡に仕上がる。それを近所の山で採取した朴の葉で包み蒸す。

 食べると、朴の葉の香り、だんごのヨモギの香り、そして餡のソラマメの香りが一つのだんごの甘さの中で楽しめる。

 「みんなで楽しみながらやることが大切。先人の知恵と伝統の味を残していきたいです」と代表の浦中作美さんは話す。

生芋で作った手作りこんにゃく

 朴の木だんご・米っこだんごは5個入り500円、こんにゃくが250円(全て税込み)。ふるさとプラザもみじ館、道の駅「奥伊勢木つつ木館」、奥伊勢サンデーマーケット(奥伊勢フォレストピアにて偶数月の第一日曜日に開催)で購入できる。

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