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農業共済新聞

よりよい品質へ妥協なし 【ネットワーク東海4月4週号】

2016-05-09

「女性だからこそできる新しい農業をしたいです」と話すのは、名張市の株式会社アグリー代表・井上早織さん(48)。主婦の目線で安心・安全な野菜作りに取り組んでいる。

「前向きで明るい農家を目指しています」と話す井上さん

井上さんは大阪府で主婦をしていたが、食の安全について考えた結果「本当に安全なものは、自分でつくったもの」と、自ら農業に携わることを決意した。

2011年に設立した株式会社アグリーでは、水耕栽培によるコマツナやリーフレタス、ミズナなどの栽培を行っている。太陽光と地下水と雨水を使用し、自然に近い状態で栽培している。生産した農産物は市内の小学校の給食やレストラン、スーパーなどと取引し、「地元に愛されるブランド野菜」として好評となっている。「安心・安全で、いい野菜を作るためには、一切妥協はしません。女性ならではの視点で、自分にしかできないものを作りたいです」と井上さんは話す。料理のレシピ提案を行うのも、主婦の視点ならではの発想だ。

13年にはNPO法人「あぐりの杜」を設立し、障がい者の就労支援を行うなど、農福連携にも取り組んでいる。

今後は地域資源を活かした体験農園をつくるのが目標だ。「体験農園を通じて、農業をもっと多く知ってもらいたいです」と井上さんは話す。

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