NOSAI三重は「信頼のきずな」で農家・地域の未来を支える活動をしています。

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

農業共済新聞

食と農 地域の拠点に 【ネットワーク東海2月4週号】

2016-02-24

 伊賀市平野西町に県内最大級の農産物直売所「とれたて市 ひぞっこ」が昨年12月21日にグランドオープンした。

「ひぞっこ」の外観

 「ひぞっこ」は、JAいがほくぶ(松生憲一組合長=71歳)初の本格的な直売所で、約1500平方㍍という県内最大級の面積を誇る。直売機能、集荷配送センター機能、食・農交流機能をあわせもつ。店名には伊賀はかつて「秘蔵の国」と呼ばれていたことから、「地元に埋もれている秘蔵の産品を掘り起こす」という意味が込められている。

 直売所には、登録した約390の農家や企業などが商品を納入。売り場中央には、旬の野菜がずらりと並んでいる。野菜のラベルには生産者の名前が記載されている。伊賀の特産品コーナーには伊賀焼、漬物、かたやきも並ぶ。昨年まで4年連続で食味ランキング「特A」を獲得している伊賀米「コシヒカリ」の量り売りコーナー、野菜ソムリエが実演調理する試食コーナー、料理教室などに使える「食」「農」交流室もある。交流室には移動式のシンクが6台あり、親子料理教室、みそ造り教室や研修会などを月20日間程度開催している。

 午前9時から午後6時までの営業時間に、1日に平均600人が訪れる。

料理教室などに使える「食」「農」交流室

 <1>おいしさを提案します。
 野菜ソムリエがお店にある農産物の種類や食べ方、保存の工夫をお伝えします。

 <2>食の安全・安心・信頼をお届けします。
 農薬の使用などきちんと管理された農産物をお届けします。

 

 <3>人と人とのふれあいを大切にします。
 生産者との交流ができる「楽しい雰囲気作り」、「また来たい」と思っていただける「おもてなし」の接客に取り組みます。

 これがひぞっこ3つのコンセプトとなっている。

 「とれたて市は、1996年から開始されていたが、売場面積が狭く、場所を転々としながらも営業していた。いつか地域住民の皆さんに新鮮な野菜を提供できる大きな直売所をと思っていた。念願のひぞっこがオープンしたことで、地域住民の台所となるよう量・質ともに高めていきたい」と営農部長の稲森正さん(56)は話す。

 ▽問い合わせ先=とれたて市 ひぞっこ(TEL0595・21・0831)。定休日は第2、4火曜。

大勢の消費者でにぎわう店内

ページトップ