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農業共済新聞

栽培から食まで楽しさ伝える【ネットワーク東海7月4週号】

2015-07-22

 「農業体験などを通じてお客さんの声が直接聞けること、なにより子供が楽しそうに体験しているのを見るとうれしくなります」と話すのは、いなべ市藤原町にある「ゆうき農園」の森友喜さん(33)。

旬のトマトを収穫し、手に取る森さん

 森さんは地元で自然に関わる仕事がしたいという思いから、2008年秋にゆうき農園を始めた。耕作放棄地を借り上げ農地として利用し、米、麦、大豆の他、季節ごとの旬の野菜を年間60種ほど栽培している。栽培には農薬を使用せず、米ぬかや堆肥など地元で取れる素材だけを肥料として使うなど、地域資源の循環に貢献している。

 収穫した農産物は、名古屋のオーガニックマーケットでの出店や、旬の野菜を6~12種ほど詰め合わせた「野菜BOX」の宅配を、地元を中心に行っている。

 農業体験も行っており、年間40組ほどの参加者が集まる。米や小麦、大豆、ソバに関しては、種もみや種播き、刈り取りだけでなく普段の管理まで体験できるのが特徴。さらに大豆で味噌を仕込む、小麦でピザを作る、そば打ち体験など、食の体験もできる。

 「今後は農業に限らず、藤原町へ移住してくる人のサポートをしたいです。藤原町を気に入ってくれるなら全力でサポートしたいです」と森さんは話す。

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