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農業共済新聞

伝統の味を受け継ぐ 【ネットワーク東海2月4週号】

2015-02-25

 尾鷲市向井地区の女性グループ「向井ときわ会」(吉澤三津子代表=70歳・会員5人)が手掛ける漬物「ときわ漬け」づくりが最盛期を迎えた。

間もなく完成の「ときわ漬け」の前で。左から徳永さん、榎本さん、吉澤とし子さん、柏谷さん、吉澤代表

 同会は1980年に地元農家女性約30人で結成されたが、現在吉澤代表ら少数メンバーで、伝統の味を受け継いでいる。この日、漬け込み作業を行ったのは吉澤代表と吉澤とし子さん(77)、柏谷つさ子さん(77)、榎本敏子さん(70)、徳永美保さん(67)。

 ときわ漬けは、向井産の冬だいこんを、尾鷲産かつお節やコンブ、トウガラシ、砂糖、酢を合わせた調味料で漬け込み、約2週間で完成する。県農業改良普及センターなどの協力を受け開発、以来約30年変わらず伝統を守ってきた。

 現在出荷先は伊賀市の農業法人モクモクをはじめ伊勢市のおかげ横丁や県内外スーパー、また地元の産直施設などでも購入することができる。

 「担い手の減少などで、3人で漬け込みを行う年もありましたが、今年は5人に増えました。若い人に伝統を伝えながら、私たちもできる限り頑張っていきます」と吉澤代表は話してくれた。

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