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農業共済新聞

旬の味をふんだんに 【ネットワーク東海10月1週号】

2014-10-01

 濃厚な牛乳、季節の果物や野菜など、地元の新鮮な食材を使ったジェラートを販売する、アイス工房ジェラートの駅「うりぼーの」が、いなべ市の農作物直売所ふれあいの駅「うりぼう」内に今年4月オープンした。

ジェラートの駅「うりぼーの」

 いなべ市の農産物直売所ふれあいの駅「うりぼう」は、農家が生産した野菜や花などの地元農産物を販売している朝市を基盤として、2004年にいなべ市員弁町の三岐鉄道の大泉駅に併設された。

 農事組合法人「うりぼう」代表理事の日紫喜淳さん(55)は、12年2月に6次産業化の認定を取り、地産地消に貢献するため地元で採れた多数の食材を使ったジェラートの販売を企画し、「うりぼーの」のオープンとなった。

 イタリア製のジェラートマシンを用い、直売所に並んだ新鮮な野菜や果物で地元食材を出来るだけ使った旬で新鮮なジェラートを作る。牛乳は大内山牛乳で、ミルクベースは口どけなめらかで後味さっぱり、シャーベットベースはフルーツの果実がそのまま味わえる。人口糊料や保存料は使用せず、卵も不使用。そのため卵アレルギーのある人も安心して食べることができる。

 野菜や果物を使ったジェラートの他にもバニラなどの定番商品もあり、特に人気を集めているのは、好きな味を5つ選んで食べられる5個入りの「うりちゃん5(ファイブ)」。いろいろ食べたい時に5種類の味が楽しめるのが魅力だ。

 店頭では14種類のジェラートを販売。春は「いちご」「金柑」「そら豆」、夏は「トマト」「とうもろこし」「ゴーヤ」など、全体の8割が地場産のものだ。種類は全部で約50種類あるが、売れ行きを見て日替わりで品ぞろえを変えるという。シングルかダブルのジェラートを、カップとコーン、またはワッフルコーンから選べる。

 各商品の売れ行きは平日で約50個、土日は100個以上と好評を得ている。「味が季節によって変わり、ここでしか食べられないジェラートが多く、日替わりで毎日変わるので、新しい味と出会えることが楽しみ」と常連客も多い。

人気のジェラート

 同店の人気なジェラート総選挙2014では、「焼き芋」が1位。焼き芋の甘さと濃厚な牛乳が人気の理由。味に深みがあり、甘くておいしいと評判だ。

 味の商品開発は、日紫喜さんが提案し、3人の従業員が考える。秋には「さつまいも」「柿」「栗味」を予定している。

 販売責任者の近藤さんは、「味の評価は、お客さんに聞くのが一番。素材の味を活かしながら、一口で感動してもらえるようなジェラートを作っていきたい。野菜が嫌いなお子さんでも、ジェラートにしたらおいしく食べてもらえます」と話す。

 今後の課題は、寒い時期でも食べてもらえるジェラートを考えること。「来年は様々な施設にジェラートを置いて販売し、多くの人に食べてもらいたい」と日紫喜さんと近藤さんは話し、販売の拡大に意欲的だ。

▽問い合わせ=℡0594‐74‐5866/定休日 火曜日/シングル(280円)・うりちゃん5(300円)など 

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