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農業共済新聞

野菜本来の力引き出す 【ネットワーク東海6月4週号】

2014-06-25

 有機肥料を使った無農薬栽培で500種類を超える野菜の生産・販売を手掛ける鈴鹿市の近藤啓子さん(54)。

ヨーロッパへの視察も積極的に行っている近藤さん

 現在、近藤啓子ナチュラルベジタブルを立ち上げ、15人の従業員とともに、約1㌶の路地・ハウス栽培でミニ野菜・カラフル野菜の出荷を行っている。

 嫁ぎ先が農家で、農業を手伝う中、義父母が高齢なことから、女性ならではの視点でミニ野菜・カラフル野菜の生産を始めようと思い立ったとのこと。地元で開かれたイベントで販売したミニ野菜が好評だったことが事業を本格的に始めるきっかけとなった。

 その後、地元のスーパーで販売した際に、レストランのシェフの目にとまり、現在ではシェフの口コミを中心に、レストランからオーダーされた野菜の販売を主に、インターネット販売なども手掛け、事業は年々拡大している。

 苦労したことは天候など自然環境の影響を大きく受ける点で、「収穫直前まで育ったひよこ豆が台風により全滅してしまったこともあった」と話す。

ナチュラルベジタブルのタマネギ

 楽しいことは大切に育てた野菜を顧客に喜んでもらえること。無農薬で育てられた種を使い、農薬・化学肥料を使わない野菜本来の力を引き出す方法で栽培された野菜は、虫もつきにくく、アレルギーをもつ人にも好評でリピーターも多い。

 先進地であるヨーロッパを積極的に視察している近藤さんは、今後野菜を使ったスイーツなどの生産・販売も手掛けていきたいとのこと。週末の農業体験なども開催しており、「たくさんの方が集える憩いの場を作っていきたい」と笑顔で話す。

▽問い合わせ先=近藤啓子ナチュラルベジタブル(059・371・0414)

多彩な野菜が育つ圃場

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